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ソフトバンク新守護神はヘルナンデス 能力折り紙つき今季奪三振率12・95 松本裕抹消の危機救う

スポニチアネックス 2024年9月6日 5時3分

 腰の検査と治療で渡米したオスナに代わり、7月上旬からソフトバンクの抑えを務めた松本裕が5日、右肩痛で出場選手登録を抹消された。4日の日本ハム戦の9回無死、四球を与えた場面で緊急降板。倉野投手コーチは「疲労で張りが残った状態で投げてきていた」と説明した。

 代役となる今季3人目の守護神は左腕ヘルナンデス。この日、筑後ファーム施設を視察した小久保監督は「普通に考えたらそうなる」と7、8回を務めた左腕に託す意向だ。

 昨年8月に入団したヘルナンデスはメジャー通算91試合に登板したが、クローザーの経験はなかった。マイナーでも通算9シーズンでわずか1セーブと9回は未知数だ。ただ、2年目の今季はシーズン初登板から27イニング連続奪三振のプロ野球記録を樹立するなど奪三振能力が最大の武器。今季も奪三振率12・95で能力は折り紙付きだ。

 リリーフ陣は藤井が腰痛で離脱し、津森が不調で2軍落ちした。4日の日本ハム戦は7回を杉山が務めるなど、試行錯誤。きょう6日の西武3連戦から変則左腕の長谷川が再合流することも決まり、経験のある又吉や若手の岩井、三浦、大山、田浦、木村光などでやりくりし、9回のヘルナンデスにつなぐ。

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