◇ア・リーグ エンゼルス1-3レンジャーズ(2024年9月5日 アーリントン)
エンゼルスのジャック・コハノビツ投手(23)が5日(日本時間6日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発し、6回3失点でクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成した。ただ、チームは打線が奮起できず敗れた。
コハノビツは立ち上がり、1死一、三塁からガルシアに先制3ランを被弾。いきなり3点を失った。
それでも2回以降は走者を出しながらも粘り、6回まで3ラン以外、点を与えず試合をつくった。
これで8月11日(同12日)のナショナルズ戦から5試合連続でQSを達成。エンゼルス広報部のマット・バーチ氏のX(旧ツイッター)によると、球団で5試合連続QSは2021年7月~8月にかけて達成した大谷翔平(現ドジャース)以来という。
ただ、チームは打線が散発4安打で1点止まり。3発を含む11安打10得点で大勝した前日4日(同5日)のドジャース戦と打って変わって鳴りをひそめ、レンジャーズに敗れた。
チームは22試合を残し、借金24で9年連続の負け越しが確定した。