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総裁選出馬・小泉進次郎氏「自分の人生より子どもの未来」宣言 「今までの政治家とは違う」ネット賛辞

スポニチアネックス 2024年9月6日 16時47分

 自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、都内で会見を開き、12日に告示される党総裁選(27日投開票)に立候補することを正式に表明した。会見後、自身のSNSに思いを投稿。応援の声が続々と寄せられている。

 小泉氏は会見の中で、首相に就けば「できるだけ早期に衆院を解散し、国民に信を問う」と強調。派閥裏金事件に関係した議員の公認を巡り、説明責任を果たす姿勢や再発防止に向けた取り組みの有無、地元の意見を踏まえ「新執行部で厳正に判断する」と述べ、政治改革や規制改革を1年以内に断行するとした。

 会見後、X(旧ツイッター)を更新。「私は、この度の自民党総裁選に立候補いたします」と改めて宣言し「今回の総裁選は、自民党が本当に変わるか。変えられるのは誰か、が問われる選挙です。誰がやっても変わらない。政治に期待しない声が多い中、自民党が真に変わるには、改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです」と主張した。

 「この5年間でもコロナ、戦争、AIやデジタルの進展、私たちの身の回りも、世界も、大きく変わりました。私自身も二児の父親になったことが人生の転機になり、それまでとは物の見方が大きく変わりました。正直、こんなにも変わるとは思いませんでした」と、自身が父となったことで視点が変わったといい「自分のことより子どものこと。自分の人生より子どもの未来。子どもたちの日々成長する姿を見る喜びと同時に、子どもたちの未来に責任を持つ政治家として、今、政治を変えなかったら、この子たちの時代に間に合わない」と強い思いを込めた。

 「政治の決定のあり方、政策の強度、速度を圧倒的に上げなければ、間に合わない。そんな危機感が募り、いま、私はここに立っています」とし、「私は総理になって、時代の変化に取り残された日本の政治を変えたい。長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい。そして、大きな課題ばかりだけでなく、一人一人の小さな願いも届く政治を実現したい。子どもたちの未来に間に合うように、政治を加速させたい。私はそう思いました」と宣言。「今日は、私が総理総裁になったら、1年以内に実現する改革と、中長期を見据えた構造改革の方向性を説明します」と呼びかけた。

 この投稿には「賛同します」「男性の、しかも自民党の政治家が“自分ごと”として子供の存在と自分の変化を語り、子供の未来というビジョンを描くとは…。驚いた(←いい意味です)確かに、私が持っていた“自民党の総裁選に出るようなおじさん政治家”のイメージとは全然違う」「ほんと、子供ができると物の見方が全く変わるよな。以前は子供とかどうでもいいって思ってたけど、今は他の人の子供を含めて全員俺が守るみたいな心境になった」「ちゃんと子供の親世代が、子供たちの将来を考えて日本を変えようって言葉で、いいなと思いました」「日本の未来をよろしくお願いします」と、応援の声が続々と上がった。

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