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葉加瀬太郎 顔面神経まひ「ラムゼイハント症候群」発症告白「顔面左半分は全く動かなく…」ツアーは決行へ

スポニチアネックス 2024年9月6日 16時58分

 バイオリニストの葉加瀬太郎(56)が6日、自身の公式サイトを更新。「ラムゼイハント症候群」を発症したことを公表した。

 葉加瀬は「今日は皆さまにご報告があります。葉加瀬太郎コンサートツアー2024は僕にとって新たな挑戦であり、ワクワクが止まらないほど楽しみにしていたツアー。そんな平均年齢60歳のメンバーと結成したバンド、TARO HAKASE & THE LADSの全国ツアーを目前に控えた先月のある朝、僕の身体に異変が起きました」と報告。

 「左目がむず痒く、まつ毛が入ったのか、ものもらいが出来たのか何かそんな感じでした。午後、いつものラジオ番組の収録の際、ゲストとの記念撮影でスマイルしようと思ったら顔の左半分が動かない事に気づきました。その日のうちに病院にかけ込み、すぐMRIを撮り脳には異常がない事を確認しました。しかし診察の間も顔の違和感は増すばかり。その後、顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群と診断されました。一昨年にジャスティンビーバーが公表したのと同じ症状で、気が付いたら僕の顔面左半分は全く動かなくなっていました」と明かした。

 公演の実施については「それから、ありとあらゆる治療を試みていますが、この病は安静にする事が一番とのこと。であればツアーをキャンセルするべきか、決行するかと随分と悩みました。でも、コンサートは僕の人生そのもの。まして今回はこのバンドにとって初めてのツアー。僕には中止する理由は見つかりませんでした」と、決行することを決意したという。

 「ツアー初日までに症状が治ってくれれば良かったのだけど、完治まではまだまだ程遠いらしい。日常生活に支障がないとは言えない状況ではありますが、先日の5日間のリハーサルは滞りなく、それどころか僕が今までに経験した事のないくらいエキサイティングなものでした」といい「皆さんが楽しみにしてくださっているコンサート中のトークは少しばかり上手く出来ないかもしれませんがいつも通り、というか、いつも以上に楽しいコンサートをお届けするつもりです。ご心配おかけしますが顔の左半分以外は元気いっぱいです。今年のスーパーサウンドを楽しみにしていてください。ぜひ魂の音楽を聞きに来てください。会場でお会いしましょう」と伝えた。

 ラムゼイハント症候群とは、ウイルスが耳や顔の神経を攻撃し、顔面神経麻痺や耳の水ぶくれ、難聴、めまい、耳鳴りなどの症状を引き起こす病気。2022年6月にカナダ出身の人気歌手、ジャスティン・ビーバーが発症し、一時活動を休止していた。

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