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ドラ1競合必至・関大金丸が「ぶっつけ」秋本番へ 5月に故障、対外試合未登板でも「元気なことを…」

スポニチアネックス 2024年9月6日 18時6分

 関西学生野球の秋季リーグ戦開幕前日の6日、今秋ドラフト1位候補に挙がる関大・金丸夢斗(4年)が大阪府吹田市内のグラウンドで取材に応じた。

 「ついにラストシーズンが始まるな…と。日本一を目指してチームに貢献できるように頑張りたい。武器の直球をしっかりと投げて元気なことを見せられれば、いい結果につながると思います」

 今秋ドラフト会議で1位での競合指名が有力視される「世代No・1左腕」。ただし、秋までは故障との戦いでもあった。

 春季リーグ期間中の5月中旬に「腰の骨挫傷」を発症して離脱し、その後は対外試合未登板のまま秋本番を迎えることになった。

 患部の状態については「(不安は)ゼロではない」と言及したものの、開幕前日にブルペンで27球を投じて状態を確認した。

 ドラフト会議が目前に迫って注目度も高まる中、「投げられる状態ではあるので、任されたイニングをしっかりと投げたい。(ドラフト会議が)近づいてきたけど、焦らずにいままでの自分の武器を出せれば、自然といい結果につながってくると思う。特別な気持ちは持たず、今まで通りやっていきたいです」と大学ラストシーズンを見据えた。

 ◇金丸 夢斗(かねまる・ゆめと)2003年(平15)2月1日生まれ、神戸市出身の21歳。小1から野球を始め投手や一塁手。広陵中では軟式野球部に所属。神港橘(兵庫)では1年秋からベンチ入りし、2年秋から背番号1。関大では1年秋からリーグ戦に登板し、昨秋から57イニング連続自責0。リーグ通算39試合20勝3敗、防御率0・88。1メートル77、77キロ。左投げ左打ち。

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