12日に告示される党総裁選（27日投開票）への立候補を正式表明した自民党の小泉進次郎元環境相（43）が6日、フジテレビ系「Live News イット！」（月～金曜後3・45）と日本テレビ系「news every.」（月～金曜後3・50）にリモートで生出演。「every.」では同局の鈴江奈々アナウンサー（44）の質問に反論する場面があった。
午後4時25分頃まで「イット！」に出演した後、約5分後には「every.」にリモートで登場。最初は鈴江アナの質問ににこやかに答え、同局政治部長の井上幸昌氏から「党内を取材していると、小泉氏を応援している菅義偉元総理の締め付けがきついと声もありますが？」と聞かれても「私の立場からすれば菅さんに限らず1人でも多くの方に応援していただきたい。そういうふうに思っています」と笑みを浮かべてかわした。
これを受けて鈴江アナは「締め付けが事実だとすると、菅前総理も小泉さんも無派閥ですが、そういう動きがある場合、派閥内で起きてることと何ら変わりがないのでは？」とさらに質問。
すると小泉氏は「その締め付けっていうのが私には何を意味しているのかが分かりません」と返答。そして「総裁選の時期になると事実であることとそうではないことが入り乱れて、時にはそうではないことがそうだという前提のもとの報道もされる。よく、火のないところに煙はないと言うが、火のないところに煙を立たせる人はいっぱいいますから」と続け、「そういったことに惑わされないような自分でいたい」と話した。
そして裏金問題を受けて「派閥解消」が打ち出されてから初の総裁選であることに触れ、「自分で、この後の自民党総裁に総理に誰を託すべきか判断していただいて。その結果、私に託そうと思っていただけるように、あまりいろんな声を気にせずに、まっすぐ自分の思いを訴えてきたいと思います」と表情を崩さずに思いを語った。