◇セ・リーグ 阪神―ヤクルト(2024年9月6日 神宮)
阪神・森下翔太外野手(24)が幸運の猛打賞だ。
5回までの3安打全てが、ヤクルト守備陣の拙守に助けられたもの。8月24日広島戦(マツダスタジアム)以来の快音連発で、猛虎打線をけん引した。
まずは初回1死二塁の第1打席、先発・サイスニードから二塁左への強烈なライナーを放った。武岡がはじき、打球の勢いが弱まって中堅へと転がる間に二走・中野が先制の生還を果たした。
3回1死の第2打席では二塁と右翼の間に飛球を打ち上げるも、武岡と沢井がお見合いするような形になり二塁打に。5回無死一塁でも右翼線への飛球に沢井が追いつけず、再び二塁打となった。
上空を舞う「神風」にも助けられ、森下が躍動した。