空前の大混戦となっているセ・リーグは6日の試合結果を受け、さらに混とんとしてきた。
首位の巨人と4位のDeNAはこの日試合がなかったが、2位の広島は本拠・マツダで5位の中日に敗れて4連敗。その一方で、昨季覇者で3位の阪神は敵地・神宮で最下位のヤクルトに快勝して4連勝を飾った。
この結果、首位・巨人から3位・阪神まで2.5ゲーム差に上位3チームがひしめく大混戦。
4位・DeNAを入れても4.5ゲーム差に4チームと、優勝争いはもちろん、クライマックスシリーズ(CS)進出を争うAクラス入りの戦いもさらに激化した。
広島が敗れたことで、巨人と広島のゲーム差は試合前の0.5から1に広がった。
9月5日に6日ぶりの首位へ返り咲いた巨人は、あす7日から現在6連勝中と上り調子の4位・DeNAと本拠・東京ドームで2連戦。その後、10日からは広島と“最大の鬼門”である敵地・マツダで直接対決3連戦となる。
なお、パ・リーグはソフトバンクが2位・日本ハムに8ゲーム差をつけて首位を独走中。現在、優勝マジック15とカウントダウンに入っている。