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光った森保監督のマネジメント カウンター封じた高い守備への意識

スポニチアネックス 2024年9月7日 4時34分

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本7-0中国(2024年9月5日 埼玉スタジアム)

 【ズバッと採点CHECK 飯間健】久保や三笘ら多くの選手が輝きを放ったが、その一因に挙げられるのが「攻撃→守備」への切り替えの速さだ。ボールを失った瞬間、南野や遠藤らが奪い返しにいく。それによって中国が突きたかった日本守備陣の背後のスペースやサイドを起点にしたカウンターをほぼ封じ込め、相手の攻め手と戦意を奪った。

 派手な7得点の裏にあった全員の高い守備意識。それを徹底させた森保監督のマネジメントやコンディション調整は高く評価されるべきで、3年前のW杯アジア最終予選初戦オマーン戦やアジア杯での苦い敗戦が良薬になったのではないか。敵地バーレーン戦も中国戦同様にボールを握る時間帯が増えると予想される。その中で“最大の敵”は連戦と移動による疲労、暑さと時差か。指揮官がスタメン選考を含めて、どのようなマネジメントをするか注目したい

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