◇セ・リーグ 中日3―0広島(2024年9月6日 マツダ)
中日が初回の一発攻勢で、今季の広島戦の勝率5割以上を確定させた。2死一塁から細川が先制の左中間19号2ラン。宇佐見も右越え3号ソロで続き、3点のリードを無失点リレーで守り切った。
「投手陣も頑張ってくれたし、守りも再三いいところがあった。今日は大瀬良があまり良くなかったんで、もう少し点が取れれば最高でしたけど」
立浪監督は2回以降の好機で得点できなかったことを課題に挙げたが、甲子園で阪神に3連敗した悪い流れは断ち切った。残り5試合の広島戦は12勝7敗1分け。セの球団では唯一勝ち越しており、6年ぶりの優勝を狙う鯉を苦しめている。
5回3失点で降板させた大瀬良は今季3被弾が全て中日戦。防御率1位を争う高橋宏をアシストする形にもなった。(山添 晴治)