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浦和スコルジャ新監督「これからやっていくことは…」 就任会見で今後の意気込み語る

スポニチアネックス 2024年9月7日 15時33分

 浦和に復帰したマチェイ・スコルジャ新監督(52)が7日、さいたま市内で就任会見に臨んだ。

 8月27日にペアマティアス・ヘグモ監督(64)の解任とスコルジャ新監督の就任が発表された。冒頭では「また、このクラブに戻ることができて光栄。私を信頼してくれたクラブのフロントの方々に感謝したい。大きな野心を持つクラブの一員になれたことをうれしく思う。去年、就任したときとは状況が違う。前回就任したときとは違う行動をとらないといけない。私が来るまでの池田コーチに感謝したい」と語った。

 これまでの浦和の試合も見ていたという。「現時点で1年前とは違ったチームだと思う。チーム内のバランスが昨年と変わっている。より攻撃的なチームになっている。攻と守のバランスが変わっている。マティアスさんの哲学も取り入れながら行っていきたい。これからやっていくことは攻と守のバランスをとっていくこと。その中で失点数を減らして行ければと思う」と見据えた。

 スコルジャ新監督は94年に指導者としてのキャリアをスタート。06年W杯ドイツ大会にはポーランド代表のアシスタントコーチとして同行した。同国1部ではヴィスワ・クラクフ(07―08年、08―09年)とレフ・ポズナン(14―15年、21―22年)で優勝をそれぞれ2回ずつ経験。また、18年から20年まではU―23UAE代表を率いていた。

 浦和の監督に就任した昨季は5月にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝し、ルヴァン杯でも準優勝。リーグ戦では22年の9位からJ1最少の27失点でリーグ4位に躍進させるなど、手腕を存分に発揮した。

 7日のトレーニングからチームに合流。14日のG大阪戦より指揮を執る予定となっている。

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