ヤクルトやソフトバンクでも活躍した元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏(45)が7日放送のテレビ朝日系「中居正広の土曜日な会」(土曜前11・30)に出演。投手目線でドジャースの大谷翔平投手(30)の「弱点」について語った。
番組MCの中居正広「投手もいろいろ対策を考えるでしょう?」と五十嵐氏に聞くと、「考えています。大谷選手、弱点あるんです」と指摘した。
五十嵐氏が指摘する大谷の弱点は「インコース高めの速いボール。95マイル(約153キロ)くらいのインハイ」。これにソフトバンクやメジャーリーグ・マリナーズなどで活躍し、現在はBCリーグ・栃木に所属する川崎宗則は耳を塞ぐリアクションを見せていた。
五十嵐氏は続けて「ピッチャーはそこを攻める。大谷選手は手を出してくれる。ただ、そこにずっと投げ込めるかというとそうもいかない。なぜかというと、インコースってちょっと甘く入ったらバッターとしたらホームラン飛ばせるようなボールになるし、厳しく行けばいいが、内側に行くとデッドボールの可能性もある」と言及。「(打者に)当てるわけにもいかないし、甘く入ってもいけない。投げる方からするとそこばっかりに投げるわけにもいかない。投手としては苦しい状況」と投手心理を語った。