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ロッテ・中村奨&楽天・今江監督 対戦前に小児がんの子供たちと交流

スポニチアネックス 2024年9月7日 16時51分

 ロッテの中村奨吾内野手と楽天の今江敏晃監督が7日、ZOZOマリンスタジアムでの試合前に小児がんの子どもたちと交流した。中村奨は今江監督に社会貢献活動について相談して以来、2022年12月から一緒に千葉県こども病院を訪問し闘病中の子どもたちを激励するなど支援活動を行っている。

 この日は小児がん患者や経験者、その家族を支援する認定NPO法人ミルフィーユ小児がんフロンティアーズが主催で、両氏に日頃の感謝を直接伝えるためにロッテ―楽天戦で応援ツアーが企画された。参加者は小児がん患者10人と家族、病院・団体関係者の合計33人。子どもたちには球団グッズや2人のサインが入った色紙がプレゼントされた。また、この野球観戦には今江監督と中村奨の寄付金の一部が役立てらた。

 中村奨は球団広報を通じて「昨年訪問させていただいた時に会った子供たちが、今年もこのように球場に試合を見に来てくれてうれしく思いますし、一緒に活動させていただいている今江監督率いる楽天との試合に来てくれることで、より一層楽しんでもらえると思います。またオフシーズンに元気な顔で会いたいと思いますし、そのために今日は試合を楽しんでもらえるように一生懸命頑張りたいと思います」とコメントを寄せた。

 今江監督は球団を通じて「僕たちがユニホームを着た本来の姿を見せる機会がなかなかない中で、その機会を得られたのは凄くうれしく思います。(中村)奨吾と対戦する日なので、2つのチームを応援できる楽しさをもってもらい、試合観戦を楽しんでもらいたいですね。大変な治療に立ち向かう力に少しでもなればうれしいです」とコメントした。

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