浦和に10年ぶりに復帰した元日本代表MF原口元気（33）が7日、埼玉スタジアムで会見した。
原点回帰の攻撃的プレーを誓った。「10年前のプレーのような勝負を決めたりとか、ドリブルでチャンスを作ったりとか、そういったプレーをJリーグでしたい。自分が元の姿に戻るというか、もっと攻撃的なプレーをしていた時代に戻るようなイメージをしている」。14年夏からプレーしたドイツでは献身性やボランチなど複数ポジションをこなす能力が評価されたが、本来のドリブラーとしての姿を見せる。
チームは9勝9分け9敗の12位と低迷中。「優勝は難しいというのは分かっている。一回一回の練習だったり一試合一試合に集中して、監督も来たばっかりだし、いろんな話し合いとか、いろんなものを新しく作っていかないといけない時期。一試合一試合に集中していくやり方のほうがいいのかなと思っている」と語った。
リーグタイトル獲得にも意欲を示す。「今シーズンはなかなか厳しいので、現実的に来シーズンになる可能性があるかもしれない。10年間離れていた。どうやったらJリーグで活躍できるかを見極めて準備したいと思っている。一試合一試合本気で勝ちにはいくが、来シーズンへの準備ができればいいと思う」と見据えた。