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鹿島・濃野「誰が見ても評価できる数字をもっと残していかないと」日本代表初招集の望月と同じ大卒新人SB

スポニチアネックス 2024年9月7日 20時22分

 鹿島のDF濃野公人(22)が7日に取材に応じ、日本代表に対する思いを語った。

 「まだまだ実力が伴ってないところはたくさんある。自分のことにしっかり集中して、鹿島で結果を残し続けることが大事」

 サイドバック(SB)ながら7得点を挙げているパリ世代の新鋭。日本代表は「選手としては当たり前」に見据える場所だ。周囲の期待も高まる中、今回のW杯アジア最終予選は同じ大卒新人で右SBのDF望月ヘンリー海輝(町田)が初招集された。「他人がどうとかは思わないタイプ。自分のことだけに集中してやればいい」と気に留める様子はない。代表チームに求められるプレースタイルや選手像もある。それでも得点、アシストを着実に積み重ねていけば、濃野にもチャンスは来るはずだ。「目に見える結果は誰が見ても変わらないもの。今まで自分がやってきたことが間違っているとは思っていない。誰が見ても評価できるような数字をもっと残していかないといけない」と言葉に力を込めた。

 この日は午前、午後の2部練習を行い、戦術の落とし込みに時間を割いた。先月31日の京都戦は台風の影響で中止。最後に戦った同25日の東京V戦から次戦14日の広島戦まで、試合間隔が3週間空く。ここまで全試合で先発出場を続ける濃野は「今までは試合が次々に来る中で、あまり体を休めるができなかった。心身ともにリフレッシュできて、また試合に向けて頑張ろうという気持ちになっている」と白い歯を見せた。しばしの充電期間を経て、シーズン終盤に向かう。

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