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巨人・横川凱が4カ月ぶり1軍復帰、即好救援で133日ぶり2勝目「一人ひとり、魂込めて投げました」

スポニチアネックス 2024年9月7日 20時42分

 ◇セ・リーグ 巨人3―2DeNA(2024年9月7日 東京D)

 巨人の横川凱投手(24)が7日、4カ月ぶりに出場選手登録され、同日のDeNA戦(東京D)で今季4度目のリリーフ登板。2回2安打無失点と好投し、先発登板だった4月27日のDeNA戦(横浜)以来133日ぶりとなる今季2勝目(1敗)を挙げた。

 2―2で迎えた延長11回、7番手として登板。1死から山本に右前打されるも続く京田を一ゴロに打ち取り、自ら一塁ベースカバーへ。一度はセーフと判定されるも阿部監督のリクエストを受けたリプレー検証で横川の“粘り”が勝っての併殺が認められ、判定が覆ってチェンジとなった。

 その裏、味方打線が3者凡退に終わると、延長12回もイニングをまたいでマウンドへ。この回も1死から俊足の梶原に二塁への内野安打で出塁を許したが、続く桑原を遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点で切り抜け、その裏、2死からオコエに劇的なサヨナラ2号ソロが飛び出して横川に133日ぶりの白星が舞い込んだ。

 試合後、お立ち台に上がった横川は「いやもう、必死に投げるだけだったんで。一人ひとり、魂込めて投げました」とのどの枯れたガラガラ声で一言。

 「凄い大事な時期にこうやって1軍のマウンドに立ててることは凄い幸せなので。もっともっと結果を出して、チームに貢献したいなと思います」と安どの表情だった。

 横川は5月6日の中日戦(バンテリンD)に先発登板するも4回6安打2失点で今季初黒星。翌7日に出場選手登録抹消となり、この日はそれ以来4カ月ぶりの1軍昇格だった。

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