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巨人・浅野翔吾 2度の満塁含む3度の得点圏で打席に立つも結果出ず 阿部監督「練習が足りない」

スポニチアネックス 2024年9月7日 20時54分

 ◇セ・リーグ 巨人3―2DeNA(2024年9月7日 東京D)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が7日のDeNA戦(京セラD)で「7番・右翼」に入り、16試合連続今季18度目の先発出場。延長12回の激闘で6打数1安打0打点に終わり、劇的なサヨナラ勝ちを飾った試合後には阿部慎之助監督(45)から期待を込めた“お小言”をもらった。

 2回の第1打席は相手先発右腕・石田裕の左すねを直撃する投手強襲安打を放ったが、3回の第2打席は2死満塁で2番手右腕・中川颯に空振り三振。浅野はバットを叩きつけて悔しがった。

 なおも0―1のまま迎えた5回には相手マウンドが3番手右腕・山崎に代わったが、2死走者なしから岡本和、大城卓、坂本が3連続四球で2死満塁に。

 だが、ここでも2打席連続で空振り三振に倒れた。浅野は再びバットを叩きつけそうなしぐさを見せるも寸前で思いとどまり、悔しそうな表情を浮かべた。

 7回には1死一、二塁で5番手右腕・ウィックに右飛と倒れ、9回は相手守護神・森原に1死一塁で空振り三振。延長11回、先頭で入った第6打席は相手8番手右腕・佐々木に一ゴロだった。

 試合は延長12回、2死からオコエに劇的なサヨナラ2号ソロが出てものにしたが、阿部慎之助監督(45)は試合後、期待の大きい若武者の名前をあえて出して苦言。

 「そう簡単には相手も打たせてくれないしね。浅野をあえてずっと使っているのは、それを糧にしてもらいたい。将来、ああいうところで、チームが困った時に打つバッターになってほしいから使い続けているので。だから、今までの練習が足りないってことですよね。それを分かってほしいです」と話していた。

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