俳優の黒沢年雄（80）が7日、自身のブログを更新。弟で、「ヒロシ＆キーボー」ボーカルの黒沢博（くろさわ・ひろし）さんが亡くなったことを報告した。
「博が…亡くなった…。」と題したブログでは、「僕は高校を辞め弟達の為に必死に働きました…」と自らの「波瀾万死の毎日」を振り返った。
「不純ですが…動機はスターになって金持ちになりたかった…それが現実となり弟達の就職先も決まっていきました」と回顧。「東宝映画の専属になり…加山雄三さんの"エレキの若大将"に出演…ゲストに出演した寺内タケシさんと知り合い、エレキでアマチュアバントをやっていた博を入れて頂いたのです…その後バニーズというグループで世に出たのです…時が経ち、博は低迷期…」と弟の博さんと対比させながら、振り返った。
「ある時…仲間の作詞作曲家の佐々木勉さんから…僕が結婚して3年目の頃…佐々木さんから…黒ちゃんにピッタリの曲が出来たから歌ってくれるとの要望…それが"3年目の浮気…聴いてすぐに気に入らないので断りました」と「3年目の浮気」を断っていたことも明かし、「しばらくして…弟の博が歌ってるではないですか!!」と博さんが歌っていたことに驚いたことをつづった。
「それからは皆さんがご存知の大ヒット!」と弟の成功を喜び、「それからの博の活躍…とても嬉しかった…しかしそんな状態がいつまでも続くわけがありません…その後は大変だったと思います…」と最後まで弟を思いやった。