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アストロズ・菊池雄星 6回4失点で8勝目の権利持ち降板 味方打線が爆発するさすがの勝ち運

スポニチアネックス 2024年9月8日 7時18分

 ◇インターリーグ アストロズーダイヤモンドバックス(2024年9月7日 ヒューストン)

 アストロズの菊池雄星投手(33)が7日(日本時間8日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦に先発し、6回4失点で勝利投手の権利を得て降板した。

 菊池は2回、3連打に犠飛を浴びて2失点。先制を許した。さらに味方が1点差に迫った直後の4回にはニューマンにソロ本塁打を被弾するなど再び2点差に突き放された。

 だが、4回に味方打線が爆発。マコーミックの2点打など、一挙4得点で試合をひっくり返す。菊池は6回、先頭のスアレスにソロ弾を浴びたものの、6回を99球で、7安打4失点。6回にも味方が5点を追加するなど10得点の大量援護。菊池は勝利投手の権利を持って降板となった。

 7月末の加入後は、ここまで6試合で3勝0敗、防御率2・57。先発した全試合でチームは勝利しており、4年連続地区優勝を目指すチームの推進力になっている。この日も、逆転劇を引き寄せる勝ち運だった。

 前回8月31日(日本時間9月1日)のロイヤルズ戦では、ブルージェイズからの移籍後では最長となる7回を5安打1失点で、最多となる12奪三振。今季7勝目を挙げてメジャー通算39勝となった。さらに日本左腕ではドジャースなどで活躍した石井一久の最多に並び、「カズさんは一番目標にしていた選手で僕の恩師。今年の目標の一つだった」と喜んでいた。

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