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大谷翔平 6回は左翼へ106m大飛球もフェンス手前で失速 他の10球場なら本塁打 初回は特大ファウル

スポニチアネックス 2024年9月8日 12時23分

 ◇インターリーグ ドジャース―ガーディアンズ(2024年9月7日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は7日(日本時間8日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第4打席まで無安打に倒れた。

 初回は右腕ウィリアムズとの対戦。初球の甘く入った速球を狙い打って大飛球が右翼ポール際へ。大谷は右翼ポール際へ伸びる打球をしばらく目で追ってから走り出したが、惜しくもファウルとなった。その後、カウント2―2と追い込まれると、高めの速球に差し込まれて遊ゴロに打ち取られた。打線は2番ベッツから3連続四球で好機を演出すると、5番エドマンが左翼へエンタイトル二塁打を放ち、2点を先制した。さらにラックスの犠飛、ロハスの適時打、パヘスの2ランで4点を加えた。バーンズも安打でつないで大谷にこの回2度目の打席が回ったが、2番手右腕アビラに二ゴロに打ち取られた。

 6―2の4回1死走者なしで迎えた第3打席は3番手右腕バーローとの対戦。この打席はフルカウントまで持ち込んだが、最後は膝元のスライダーにバットが空を切った。しかし、続くベッツが16号ソロを放って追加点を奪った。

 7―2の6回2死走者なしで迎えた第4打席。新人左腕サブロウスキとの対戦で1ボールから高めに浮いたスライダーを捉え、左翼方向へまたも大飛球を打ち上げた。しかし、この打席はややこすったのか、角度よく打ち上げて左翼のウォーニングゾーンまで飛ばしたが、348フィート(約106.0メートル)地点で失速して左翼手のグラブに収まった。この当たりは他の10球場なら本塁打となっていた当たりで、ドジャースファンからもため息がもれた。

 大谷は前日の同戦で6回に45号ソロを放ち、2021年の自己最多100打点に並んだ。シーズン安打数も前日の8回の右前打で2022年の160安打に並んだ。この試合でいずれも自己最多更新が期待される。

 前日の一発で自己最多46本塁打まであと1本。盗塁は2日のダイヤモンドバックス戦で自己最多タイとなる1試合3盗塁を決めて46まで伸ばしており、年間51本塁打&52盗塁ペース。前人未踏の50本塁打&50盗塁へ、この試合も含めて残り21試合で順調に数字を積み上げている。

 自己最多キャリアハイの47号を放てば、メジャー通算218本塁打となり、アジア出身選手最多の韓国・秋信守(元レンジャーズ)に並ぶ。また、49号を放てば球団タイ記録と今後も記録的アーチの量産が期待される。

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