俳優の柳楽優弥(34)が7日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。役者人生で“挫折”を味わった10代を振り返った。
04年の初主演映画「誰も知らない」でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞。14歳での快挙だった。
しかし「“そういう賞を獲ったからキャスティングできない”って言われたことがあった」と告白。「強みを身につけていかないといけないんだなと思った時期が10代であった」「何も知らないけどその場に参加できてた10代前半。そこから後半になって、もっと成長しなきゃいけないということとしっかり向き合った」と話した。
芝居のためにとアルバイトもして経験を積んだ柳楽。そこから主演作が増え、19年の「夜明け」、23年の「ガンニバル」で釜山国際映画祭に出席した。
柳楽は番組で韓国・釜山を再訪し、「主人公としてまた来れたという達成感というか、釜山ありがとうと」「釜山という場所が見逃さずにキャッチしてくれている。追い風になるような気分っていうか、シンプルにうれしかった」と回想。
将来は「(レオナルド・)ディカプリオとかブラピ(ブラット・ピット)とかと仕事したいです」と目を輝かせた。