日本代表GK鈴木彩艶（22＝パルマ）がついに大台に！？チームは7日、10日（日本時間11日）の26年W杯アジア最終予選第2戦のバーレーン戦に向け決戦地で練習を再開。練習後に報道陣から“また体が大きくなかった？”と問われると「少しずつ。まだ全然22歳で成長しているので」と笑いを誘い、「体重？＿100キロ前後」と明かした。23年8月に浦和からベルギー1部シントトロイデンに期限付き移籍が発表された際、公式記録は91キロとなっており、約1年で9キロ近く増量されたことになる。
暑熱対策をばっちりだ。バーレーンは日中は40度近くに迫る酷暑だが、昨年9月にU―23アジア杯の開催地だったこともあり経験済み。そのときのチームメートだったFW細谷、DF高井と「去年の方が暑かったねという話はしていた」ようで、「いや、十分暑いですけど、去年よりは暑くはないのかなとは思います」と頼もしい。個人でも「暑熱順化のサウナに入るであったりとか、本当に簡単なことですけども、そういったところは取り組んできました」という。
22歳15日で迎えた5日の中国戦は、97年川口能活の22歳23日を抜き日本人GK最年少出場を達成。その川口氏とは親交があり、パルマで初勝利したACミラン戦後にも「初勝利おめでとう」とメッセージをもらったという。「常に見てくださっていると思うので、自分も記憶に残るような選手になれたらと思います」。連勝を狙うバーレーン戦でまずは真価を発揮する。