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オリックスが辛勝 9回にまさかの展開…3点差追いつかれるも、西野の適時打で白星死守

スポニチアネックス 2024年9月8日 17時9分

 ◇パ・リーグ オリックス5-4日本ハム(2024年9月8日 エスコンF)

 オリックスが延長戦を制し、辛くも勝利した。

 9回に3点差を追いつかれるまさかの展開となったが、嫌な空気を西野のヒットで断ち切った。

 投げては宮城が、自己新の30イニング連続無失点を記録。自己最多の125球を投げて7回2/3を6安打1失点の熱投をみせた。

 初回2死から満塁を背負うも、奈良間を三ゴロに打ち取ってピンチを脱出。以降は6回まで二塁を踏ませない圧巻の投球を展開した。

 4点リードの7回に1死三塁を背負うも、田宮を3球三振に仕留め、続く水野も149キロ直球で再び3球での空振り三振に。気迫全開の若きエース左腕は雄叫びを挙げた。8回2死二塁でレイエスに左前適時打を浴び、8月17日の日本ハム戦から4試合をまたいで続けていた連続無失点は30イニングでストップ。それでも、昨年8月~9月にかけて記録していた29イニング無失点の自己記録を塗り替えた。

 打線は初回に西川が無死満塁から11球粘った末に先制の右前適時打。以降も西野とセデーニョの一発などで加点し、日本ハムを突き放した。

 ところが9回に登板したマチャドが、安打と2四球で無死満塁を背負い、水谷の左翼前へ2点適時二塁打と清宮の右前適時打で同点に追いつかれた。

 6日の日本ハム戦では同点の9回に登板も、申告敬遠を含む4四球と荒れて、最後はマルティネスにサヨナラ負けとなる押し出し四球を与えていた。この日は最後は2死一、三塁でマルティネスを右直に打ち取り、サヨナラ負けは免れたものの宮城の6勝目はが消滅した。

 10回、2死満塁から西野の適時打でなんとか1点をもぎ取り、白星を死守した。

 

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