Infoseek 楽天

巨人・二岡ヘッド 全て失点に絡んだ3失策に「しっかり反省して」 若手多数起用は阿部監督の希望

スポニチアネックス 2024年9月8日 18時35分

 ◇セ・リーグ 巨人0―8DeNA(2024年9月8日 東京D)

 巨人の二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ(48)は球団ワースト記録を更新する今季18度目の零敗に厳しい表情だった。

 相手先発投手はプロ通算4度目の登板となった2年目右腕・吉野。だが、再三得点圏に走者を進めながらもあと一本が出ず、6回6安打無失点の好投を許してプロ2勝目となる巨人戦初勝利を献上した。

 対戦経験の少ない投手という指摘には「それはちょっと言い訳にあまりならないですね。前回も対戦してますし、その辺は」と二岡ヘッド。

 吉野は7月13日の巨人戦(東京D)がプロ初登板初先発で、この時は吉川が3号ソロを放つなど5回4安打2失点で黒星を付けていたが、返り討ちにされた。

 この日は35歳の坂本がベンチスタートで、前日7日の同戦で1―2の9回2死から起死回生の同点適時打を放った22歳の中山が1カ月ぶり、21歳の秋広が3カ月ぶりとなる先発出場。前日は2度の満塁機を含む3度の得点圏でいずれも凡打に終わった19歳の浅野も18試合連続のスタメンに起用された。

 若手を多くスタメンに送り出したのは吉野と対戦経験があるからかという指摘には「いや、対戦経験とかはそこまで考えてなかったんですけど、監督もちょっと若い選手使いたいって言ったんで、そこは思い切っていきました。彼らもファームで対戦してますから、はい」とした。

 カットボールが多かったことには「そうですね、まあ、こればっかりは相手があることなんでね、それなりには対応しなければいけないと思いますし、まあ対応できている選手もいましたしね、そこが個々の問題が少しあったのかなと思いますね」と二岡ヘッド。

 岡本和、メンデス、秋広と3失策全てが失点に絡んだことについては「そうですね、まあそれはあると思いますけど、そこはしっかり反省して次やるしかないと思いますんで」と話していた。

 なお、阿部慎之助監督(45)は試合後、会見場に姿を現さず。同じく8失点で敗れた8月23日の中日戦(東京D)以来11試合ぶり今季2度目の会見拒否となっている。

この記事の関連ニュース