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斎藤健経産相 リーダーシップの礎は東大時代の部活「どれだけ自分が苦しい練習をするか」

スポニチアネックス 2024年9月8日 20時3分

 自民党総裁選出馬を目指す斎藤健経産相(65)が8日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、自身の学生時代について語った。

 東京教育大付属駒場高(現・筑波大駒場)時代にハンドボールを始め、東大進学後も体育会の同部に入部した。当時は3部から4部に降格するなど、弱小だったという。「悲惨な状況で、他のチームからバカにされた感じで、非常に不愉快で、よし、絶対強くするって1年の時に決心して」。悔しさが頑張りの原点だった。

 3年夏には主将に就任。コーチ招へい、合同合宿、関西遠征など改革を次々に実施した。週4回だった練習を6回に増やした。「キャプテンになった瞬間に6回に増やして、“嫌だったらやめてくれ”って」。競技にのめり込むあまり、大学は1年、留年したという。「最後、1部との入れ替え戦まで行ったんですよ」。あと一歩で1部昇格は逃したが、「最終的には東日本インカレに行って。東大のハンドボールの歴史の中で、インカレまで行くって、後にも先にもないんじゃないか」と自負した。

 主将としては、政治家として生かされているリーダーシップなどを形作る礎を築いたという。「率先垂範ですね。自分がやらないと付いて来ない。どれだけ自分が苦しい練習をするか」。背中で見せるリーダーだったという。

 総裁選には、小林鷹之前経済安保担当相(49)石破茂元幹事長(67)河野太郎デジタル相(61)林芳正官房長官(63)茂木敏充幹事長(68)小泉純一郎元環境相(43)の6人が既に出馬を表明している。他にも高市早苗経済安保相、加藤勝信元官房長官、上川陽子外相らが立候補の準備を進めている。斎藤氏も「やり抜きます」と、出馬への覚悟を決めていることを打ち明けた。

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