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社会活動家の石山アンジュ氏 事実婚を解消「今は前向きな気持ちで、これから先の人生も楽しみ」

スポニチアネックス 2024年9月8日 21時41分

 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)などでコメンテーターとして出演している社会活動家の石山アンジュ氏が事実婚を解消したことを8日、自身のSNSで明かした。

 石山氏は自身のX「わたくしごとですが事実婚を解消しましたことをご報告致します」と報告。「祝福をくださった皆さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、この経験を通じて、これからも自分の人生を精一杯生きていくことで、少しでも恩返しできたらと思っています」とした。

 インスタグラムでも報告し「彼とは血縁や制度の枠組みに囚われなくても意識だけで人は家族になれる。そんな理想を抱いて夫婦になりました」と事実婚に至った思いを記した。

 また「夫婦や家族のかたちは多様であっていい。制度や社会的な枠組みにとらわれる必要はない。しかし社会の枠組みに自分たちを当てはめないということは、お互いがどういう存在でありたいのかを常に向き合い、日々対話を重ねなくてはいけない。日々変わりゆく生き物のような感情に、背をそむけず、自分たちの関係性を自分たちで認め続けなければならない、そう思っていました。でも私は結果的に、できていなかったのだと思います。それがどれほど難しく弛まぬ努力が必要であることかを深く痛感しました」と事実婚の生活を振り返った。

 事実婚の解消を発表したことに「この公表に至るまで、正直なところ、とても辛い暗闇の時間を過ごしていました」とし「人は心に痛みを感じると、自然と心を閉ざしてしまうものなのかもしれません。普段はシェアすることを大切にしてきた私も、今回ばかりは閉じこもってしまいました。約2ヶ月の間、先の見えない不安と、時には生きることさえ重たく感じる日々をただひたすら乗り切ることに精一杯でした」とつづった。

 現在の心境については「また誰かを好きになって、愛して、傷つくのが怖い。傷つけてしまうのも怖い。けれどそれでも、傷つくことを恐れるより自分をひらいて、さらけ出して、愛すること諦めない人生を選びたいと思うのです。今回の経験は自分が大切にしたい生き方を、もう一度しっかりと確信することができました。今は前向きな気持ちで、これから先の人生も楽しみです」と記した。

 今後については「しばらくの間、大分との二拠点生活は幕を閉じます」とし「大好きだったウグイスの声で目覚める朝も田んぼの作業で爪の中が真っ黒になることもおばあちゃんの音楽のような方言を聴きながら見る夕焼け空もしばらく無くなってしまうのはとても寂しいけれど。引き続き私の多拠点ライフは続いていて、全国を飛び回る生活を続けています」とした。

 そして「『家族』には様々な形がありますが、そのあり方にとらわれず、つながりという贈り物から愛を学び、皆さんにシェアしていきたいと思います。祝福をくださった方、私の結婚観に勇気をもらったと言ってくださった皆さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、この経験を通じて、これからも自分の人生を精一杯生きていくことで、少しでも恩返しできたらと思っています」と、自身の思いを伝えた。

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