Infoseek 楽天

佐々木朗希 8勝目も「反省しなきゃダメだなと…」変化球の割合が多いのは「勝つために必要な選択を」

スポニチアネックス 2024年9月8日 21時56分

 ◇パ・リーグ ロッテ9―5楽天(2024年9月8日 ZOZOマリン)

 3位のロッテが打ち合いを制し連敗ストップ。クライマックス・シリーズ(CS)を争う4位・楽天との直接対決4連戦を2勝2敗とし、ゲーム差を2.5差に戻した。今季15度目の先発マウンドとなった佐々木朗希投手(22)は制球に苦しみながら5回98球を投げ3失点で昨季を上回るシーズン8勝目(4敗)。打線が15安打9点とつながり楽天打線に打ち勝った。

 制球に苦しんだ。納得いく投球ではなかった。それでも打線の強力援護もあり、昨季を上回るシーズン8勝目。自己最多記録にあと1となった。

 佐々木は、当番を振り返り「そうですね。全体的になかなかこうコントロールできない形で、こう自分から…自分の有利なカウントとかになかなか持っていけなくて、苦しい形になってしまったかなと思います。真っすぐ…全体的に良くなかったので、その中でも取りに行ってしまったボールもあったので、そこは次回練習して、良くしていければなと思います」と語った。

 「チームの勝ちについては。野手が打ったからだけだと思うんで、 実際こう、逆転を許した形で降板してしまった。そこに関してはチームが勝って良かったなとは思いますけど、反省しなきゃダメだなと思っています」

 チームも勝利し、自身も8勝目を手にしたが、反省の言葉を繰り返した佐々木。前回8月30日のソフトバンク戦も含めて変化球の割合が多い現状に、直球で押していきたいか問われた右腕は「そうですね。もちろんそれが本来のピッチングがあると思うので。ただこう、今は自分のやりたいようにやることだけじゃなくて、勝たなきゃいけないと思うので。勝つために必要な選択を取っていかないといけない。状態がなかなかこう上がってこない中で、とにかく工夫してやっていくしかないと思う。でも、真っすぐとフォークがやっぱ軸になってくると思うんで、そこはこう、常に磨きながら、いい状態にできるようには努めたいなと思います」としっかりとした口調で自身の考えを口にした。

 戻ってきて1カ月。コンディション的な部分も含め「何ていうんですかね…。残り短いので、今から劇的に変わるってことはないと思うんですけども、なるべくこう、いい感覚を見つけながら、少し、前回の試合より、今回の試合より、いいものになるように、やるしかないかなと思ってます。試合で問題なく投げているので、あとはこのまま最後まで仕事をしていきたいなと思います」と前を向いた。

この記事の関連ニュース