◇インターリーグ ヤンキース2―0カブス(2024年9月7日 シカゴ)
ヤンキースがカブスに2試合連続で完封勝利。今季82勝目を挙げ、大リーグ史上2番目に長い「32年連続シーズン勝ち越し」を成し遂げた。
右広背筋の張りを訴えていたシュミットが先発。約3カ月半ぶりのマウンドで4回2/3を4安打無失点の好投を披露した。
後を受けたコルテスは、3年ぶりのリリーフ登板で4回1/3を無安打無失点と完璧な投球。2人で完封リレーとなった。
シーズン勝ち越しの大リーグ最長は、同じくヤ軍が1926~64年に記録した39年連続。今回の32年連続は米4大スポーツでもNHLのモントリオール・カナディアンズ(1952~83年)に並ぶ2番目の記録だ。
オリオールズが敗れたことで、ア・リーグ東地区の首位にも返り咲き。アーロン・ブーン監督は「我々はチーム全体として少しずつ良くなっていると感じている」と手応えを口にした。