脚本家の三谷幸喜氏（63）が、8日放送のフジテレビ系「だれかtoなかい」（日曜後9・00）にゲスト出演し、作品で起用する俳優の重要な要素について語った。
この日は俳優・西島秀俊（53）とのクロストーク。三谷氏が監督、脚本を務め、13日に公開される映画「スオミの話をしよう」で、西島は三谷作品に初出演した。
相性は良かったようで、三谷氏は「西島さんとはまたぜひやりたいなと思う」と感謝した。一方で、「自分にとってまたやりたい俳優さんと、もう今回でいいかなというのがやっぱりあるんです」とも打ち明けた。
それは「共通言語があるかないか」だという。「僕も長いから、どんな俳優さんでも“こうやってほしい”と相手に伝えると、時間をかけて伝えればいつかは伝わるんだけど、それが10分、20分かかる人よりは、一瞬で伝わる人の方が、それだけ別のことに（時間を）使える」と、西島を指しながら説明。「そういう意味では、西島さんは共通言語を持っている方」と評した。
すると、ダブルMCの中居正広からは「共通言語がない、相性が合わない役者さんはもう呼ばないんですか？」と、意地悪な質問が飛び出した。三谷氏は「そこまではっきり言うと、今まで1回しか出てない人は、調べれば出てきちゃうと思いますから…」と苦笑いで明かし、スタジオは大爆笑。「スケジュールのこともあるでしょう？今回出て欲しかったけど出てもらえないとか、オファーして断られたこともありますし」と、過去の出演キャストに慌ててフォローを入れていた。