タレント中居正広（52）が、8日放送のフジテレビ系「だれかtoなかい」（日曜後9・00）にMCとして出演し、出演作をめぐる“大人の事情”について、ゲストの脚本家・三谷幸喜氏（63）の出演作をめぐる配役について語った。
中居はかつて、三谷氏が「SMAP×SMAP」の収録現場を訪れた時、三谷氏に将来の作品の提案をしたことがあったという。「前に何かやりましょうねって話ありましたよね？」と振り返ると、三谷氏も「覚えてます。“刑事ものがやりたい”と」と応じた。
三谷氏は中居の提案も覚えていた。「“刑事もので古畑（任三郎）みたいなのを書かれたけど、最初に犯人が分かっていて、古畑が探っていって、最後にあなたが犯人ですねみたいな（展開だった）。まったく真逆はどうでしょう？”って」。しかし、最後に犯人が分かる展開は、むしろ刑事ドラマの王道。その疑問をぶつけたかったが、中居は収録に戻ってしまい、最後まで聞くことはできなかったという。
10年以上の時を経て、中居は三谷氏から新たな構想をプレゼンされた。「その後に中居さんの刑事もの、あるなと思って考えたんです。制服警官の方が似合う。刑事より。田舎の駐在さんみたいな感じ。村の事件を解決していくとか、思いました」。ところが、現在は俳優業から遠ざかっている中居は、「10年以上やってないですし」と尻込み。さらに「（香取）慎吾と（草なぎ）剛とズブズブじゃないですか？」と、三谷作品の常連になっている元SMAPの2人を挙げ、笑わせた。
三谷氏が「ズブズブって言い方はよくない」と慌てると、中居は「そこがあるから、そこは壊したくない。おもしろい関係なんですよ。昔からその話を聞いているし」と、真意を説明していた。