8日に栃木県真岡市の井頭公園運動広場で開催された音楽イベント「ベリテンライブ2024 Special」の会場でスタッフ6人が救急搬送されたことを受けて、主催者のエフエム栃木が公式サイトで声明を発表した。
この日の公演は午前10時に開演したが、公式X（旧ツイッター）では午後3時半過ぎに「井頭公園付近で発雷が発生しましたため、ライブを一時中断させていただきます」と告知。午後5時過ぎには「雷の影響により、お客様の安全確保のため予定を変更し、公演を終了させていただきました」と中止を発表した。
会場では、10～20代の清掃スタッフ9人が足のしびれを訴え、うち6人が救急搬送。消防によるといずれも命に別条はないという。県警や消防は落雷が原因の可能性があるとみている。
公式サイトでは「本日、真岡市の井頭公園を会場に開催したベリテンライブ2024 Specialについては、悪天候のため、来場いただいたお客様の安全確保を最優先とし、誠に申し訳ございませんが、予定時間を繰り上げて終了することと致しました。ご来場いただいた皆様、避難にご協力をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます」と報告。
スタッフの救急搬送については「悪天候下において、落雷保護エリアへの避難に向けて待機中の運営スタッフ9名が足に軽傷を負い、うち6名が医療機関に救急搬送されましたが、いずれも命に別状はないとのことです。現在、警察や消防で状況を詳しく調べています」と伝えた。
そして「株式会社エフエム栃木といたしましては、悪天候に対する対策に万全を期してまいりましたが、運営スタッフにけが人が発生したことについて心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「また、軽傷を負われた運営スタッフの早期の回復をお祈りいたします」とした。
この日の公演にはヤバイTシャツ屋さん、サンボマスターなどが出演。10-FEETがトリを務める予定だったが打ち切りとなり、ベースのナオキは自身のX（旧ツイッター）に「とても楽しみにしてたのですが残念ながら雷の影響で公演終了に。みんなの安全確保のために苦渋の決断だったと思います。とても悔しいので楽屋で撮った今日やる予定だったセトリ公開しときます。雷しばく」と投稿した。