22年10月1日に79歳で亡くなった元プロレスラーで、参院議員も務めたアントニオ猪木さんの三回忌法要が8日、横浜市の総持寺で営まれた。
法要には愛弟子の藤波辰爾、前田日明氏、船木誠勝、師匠の力道山夫人の田中敬子さん、佐々木健介、北斗晶らが参列。法要後、猪木さんの墓前に手を合わせ、燃える闘魂をしのんだ。
初めて墓所を訪れた前田氏は「もう2年もたったのかという感じ。ついこの間のように感じる」としみじみと語り、墓前では今の格闘技界を憂いた師匠から「“おまえらちっちゃいな。生まれ変わったらすぐに追い越してやるから見てろ。全部ちっちゃいんだよ”と怒られている気がした」と明かした。
また、藤波からは「いつかは(前田氏に)現役復帰してほしいね」とハッパをかけられ、照れ笑いしていた。