6月に関口メンディー（33）が脱退し6人組となった「GENERATIONS」が8日、マリンメッセ福岡で、新体制で初となる全国ツアーの初日を迎えた。ダンスフォーメーションなどの変更があったが、息の合ったパフォーマンスで1万2000人を盛り上げた。
横一列になった6人のシルエットが浮かび上がり、人気曲「Evergreen2.0」からライブがスタート。歌唱中には6人が互いの信頼を確かめ合うように円陣を組んだ。直後、ボーカルの数原龍友（31）は感極まって歌声を詰まらせた。
ツアーの開催までには苦労や不安があった。ダンスの変更が必要となり中務裕太（31）は「10年以上体に染みついたものが取れず、なかなか体が思うように動いてくれない」と明かした。佐野玲於（28）は「朝8時から中目黒のスタジオに出社して振り付けを確認する毎日。サラリーマンのようでした」と振り返った。それでも本番になると、不安を感じさせない動きでファンを魅了した。
ライブには、6人の門出に花を添えようと、華やかなイメージがある歌手の小林幸子（70）がサプライズゲストとして登場する場面もあった。リーダーの白濱亜嵐（31）は「もちろん新体制ではありますが、今僕たちができる最高のパフォーマンスをすることがGENERATIONSらしさです」と力を込めた。（吉澤 塁）