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さすがベテランの頼もしさ!ソフトバンク・甲斐がV撃「何とかしたいとコンパクトにいった結果かな」

スポニチアネックス 2024年9月9日 5時48分

 ◇パ・リーグ ソフトバンク3-1西武(2024年9月8日 みずほペイペイD)

 ソフトバンク・甲斐が攻守でチームの連敗ストップに貢献した。2回2死二、三塁の場面で武内の直球を捉え、中堅左に決勝の2点適時二塁打を放った。

 「何とかしたいとコンパクトにいった結果かなと思います」。直前には6番・石塚が空振り三振。小久保監督は「武内なのでなかなか点が取れないと思っていた中、2アウトを取られた後だったので大きかったです」と振り返った。

 守ってもしびれる僅差の試合で6投手による継投を巧みにリードした。2―1の8回2死二塁のピンチではマウンドに選手らが集まったタイミングで杉山を「もう勝負やぞ。思い切って勝負してこいよ。大丈夫だからな」と鼓舞した。

 前日7日の9回に決勝アーチを放った外崎を迎え、ベンチの戦略上の判断は勝負。杉山は同カードでは、同じ8回2死二塁の場面で西川から同点打を浴びていた。この日は周東の好守もあって無失点で切り抜け、リベンジに成功した。

 救援陣を中心に若い選手が多く、その存在は頼もしい。「これからもそういった役割を求められると思う。若い投手のいいものを引き出せるようにしたい」。経験豊富な扇の要が投手陣を引っ張っていく。 (木下 大一)

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