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日本代表・南野 クロップ監督は「お父さんみたい」 今でも“忘れられない言葉”とは…

スポニチアネックス 2024年9月9日 7時31分

 サッカー日本代表のMF南野拓実(29=モナコ)が7日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に出演。リバプール移籍当時を振り返り、クロップ監督からの“忘れられない言葉”を明かす場面があった。

 南野は番組MCの俳優・勝村政信との「SP(スペシャル)対談」として同番組に出演。前編となる今回の放送では自身のサッカー人生について振り返った。

 南野が20年1月にリバプールへ移籍した時の指揮官はユルゲン・クロップ氏。低迷していたリバプールを再び欧州屈指の強豪へと押し上げた名将について勝村が「クロップ監督の指導を受けてみて、どんなところがスゴいんですか?」と質問すると、南野は「(皆さん)ちょっと感じると思うんですけど包容力がある。う~ん何かお父さんみたいな(笑)。モチベーターとしてチームにエネルギーを注入する能力は世界一の監督だと思います」と絶賛した。

 さらに南野はクロップ監督から今でも忘れられない言葉として「タクミはタクミのままでいい」と助言されたことを告白。「移籍して3日目か4日目ぐらいに試合に出たんですよ。その前に言ってくれたのが、タクミはタクミのままでいい。みたいな。その時、世界一のクラブだった監督だから俺らの戦術があってここのピースとしてきてるから、こういう仕事をしろと言われるんだろうなと思ってました。そのつもりで練習から聞き耳を立ててやってましたけど、そうじゃなくて考えすぎなくていいと。自分のプレーをすればいいと言ってくれたので楽になりましたね」と話した。

 南野の移籍前に欧州CLを制したクロップ監督の練習方法については「ボールを奪われた瞬間、ディフェンスラインがどこに立つべきか。プレスをすぐにかけるのは絶対的にやらないといけない約束事として、サラーやマネ含めどんな選手でも。その上でカウンターを受けないためのシステムを細かく確認。チームとして全員がナチュラルに体が動くまで落とし込んでいるんだなと。じゃないとプレミアのスピードでボール奪取後すぐ攻撃する時間は作れないというのはありましたね」と明かした。

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