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「虎に翼」一気に5年経過!新キャラ多数にネット混乱も「誰が誰やらw」寅子に初孫&桂場は最高裁長官

スポニチアネックス 2024年9月9日 8時17分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第116話が放送され、最終章に突入した。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第116話は1963年(昭和38年)12月、佐田寅子(伊藤沙莉)たちは8年にも及ぶ「原爆裁判」を終えた。1968年(昭和43年)、多岐川幸四郎(滝藤賢一)は病を患い、治療に専念している。寅子が見舞うと、多岐川は「少年犯罪の厳罰化」を求める声が高まっていることを気に掛け…という展開。

 汐見薫(池田朱那)は帰りが遅い。汐見圭(平埜生成)崔香淑/汐見香子(ハ・ヨンス)から注意されると「ずっと黙っていたのはそっちでしょ」と反発。薫は大学生になり、学生運動に没頭していた。

 多岐川の入院中、自身の出自を明かされた薫は「なんでそんな大事なこと、黙ってたの?朝鮮人である自分を捨てたって、それ、自分の生まれた国が、自分の血が恥ずかしいって思ってたってこと?」などと反発した。

 1969年(昭和44年)1月、猪爪家の面々が星家に行くのがお決まりに。猪爪直人(青山凌大)は大学の同期で弁護士の瑞穂(佐々木春香)と5年前に結婚。横浜家裁で判事補。猪爪直治(今井悠貴)はサックス奏者として全国を飛び回る。佐田優未(川床明日香)は大学院で寄生虫の研究をしている。

 「ご覧の通り、寅子にも孫ができました」(語り・尾野真千子)。星朋一(井上祐貴)と星真紀(藤丸千)の息子・星朋成(矢口蒼)。朋一は最高裁事務総局で働く。

 仕事始め。星のどか(尾碕真花)は「もう嫌になるわ。毎年毎年、独身の女子社員だけ、年明け、振袖なんて」と嘆いた。

 寅子は東京家裁総括判事、少年部部長。久藤頼安(沢村一樹)は東京家裁所長。寅子たちが家庭裁判所発足に奮闘してから20年。未成年による凶悪犯罪、日米安保改定やベトナム戦争への抗議デモが徐々に激化していた。

 1969年(昭和44年)1月、桂場等一郎(松山ケンイチ)が第5代最高裁長官に就任。司法の頂へと上り詰めた。

 1963年(昭和38年)12月→1969年(昭和44年)1月と一気に約5年が経過。新キャラクターも多く、SNS上には「一気に家族が増えて、誰が誰やらw」「整理が追いつかない(笑)」「今日は目まぐるしかったなー」などの声。混乱に陥る視聴者もいた。

 アクセル全開で最終回へ突き進む。

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