◇パリ・パラリンピック
パリ・パラリンピック、車いすテニス代表の小田凱人(18=東海理化)が9日、自身のインスタグラムを更新。男子シングルスでの金メダル獲得から一夜明けての思いをつづった。
小田は「一夜明けて。今は謎の怖さとかも感じてて、じわじわとこの現状が染み渡ってきています」と率直な今の思いを吐露。「一緒にshowを演じたアルフィー選手には感謝しかないし、これまで何回も色んな大会で決勝戦を戦ってきましたが確実にお互いがベストマッチだったと言える試合でした」と決勝で激闘を共に演じたアルフィー・ヒューエット(英国)をたたえた。
続けて「おめでとう。俺達は歴史を変えたよ。って試合後僕のところに駆け寄って伝えてくれました」とし「これからも彼と男子車いすテニス界を引っ張り続け更にレベルの高い試合を皆さんに魅せ続けれると思ってます」と意気込んだ。
今後については「これから僕がどんな道を進むのか。まだ分かりませんが夢と希望は捨てずこれからもでっかいそんなの無理じゃないかって言われるくらいの夢と希望を持ってこれからも人生楽しんでいきたいと思ってます」と記した。「車いすの人のみしか車いすに乗ってテニスをしていない現状には疑問もあるし、変えていきたいしどんな人でも車いすテニスを楽しめるようなチャンスのある未来を僕は作れると思ってます」と展望を語った。
そして「最後にファンの皆さん、スポンサーの方々、サポートして頂いた全ての方々本当にありがとうございました。今は本当にホッとしてます。皆さんと共に戦えたことが一番の思い出です。みんなの金メダル」と周囲のサポートに感謝。「これからも皆さんと一緒に次の夢物語を見れますように」と呼びかけた。