車いすテニス男子の第一人者として活躍し、昨年1月に現役引退した国枝慎吾さん（40）が9日、自身のインスタグラムを更新。8日（日本時間9日）に熱戦の幕を閉じたパリ・パラリンピックを振り返った。
国枝さんは「新時代へ突入しました！ベストプレーヤーがぶつかり合う最高の決勝戦でした！凱人おめでとう」と男子シングルスで金メダルを獲得した車いすテニス代表の小田凱人（東海理化）を祝福。2ショット写真も掲載した。「これから車いすテニス界がどの様に変わっていくのか、未知の領域となります」とし「“認知”から“人気”へ。新たなステージが始まった気がしています！」と記した。
続けて「今日でパリパラリンピックも閉幕。色々な競技場に足を運び、NHKアスリートナビゲーターとしてお届けしました」とし「全ての競技を回ることは出来ませんでしたが、感動的な瞬間や衝撃もあり、アスリートたちの無限の可能性を何度も垣間見ることができました」と大会の感動を回顧。
「自身の持つ残存機能を最大限に生かす、まさにパラリンピック精神を感じられる陸上や競泳。悲願の金メダルを獲得した車いすラグビー まるでメッシのような動きとシュートを放つブラインドサッカーのコロンビア10番。車いすバスケ女子オランダ代表の正確なシュート力。そして、車いすテニス日本代表の大活躍」とさまざまな競技を振り返った。
さらに「どの会場でも、史上最高の大会と言われている2012年ロンドン大会を遥かに上回る熱狂でした！パラリンピックにおめでとうと伝えたい！！連れてきてくれて有難うNHK！」と“史上最高”に盛り上がったパラリンピックだったとした。