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体操女子・宮田笙子 飲酒&喫煙騒動後初めてSNSで謝罪 反省と感謝「恐怖心もありましたが…」

スポニチアネックス 2024年9月9日 11時34分

 体操女子で飲酒と喫煙が発覚してパリ五輪代表を辞退した宮田笙子(19=順大)が9日、騒動後初めてSNSを更新した。再出発となった7日の国民スポーツ大会決勝出場への感謝と反省、今後の思いをつづった。

 宮田はパリ五輪代表に入りエースとしての活躍が期待されたが、大会直前に飲酒と喫煙が発覚して代表を辞退。今月7日、騒動後初となる競技会に出場。佐賀市・SAGAアリーナで行われた国民スポーツ大会成年女子決勝に鯖江高時代を過ごした福井県代表として出場し、3種目を演じて団体総合優勝に貢献した。

 5月のNHK杯以来約4カ月ぶりとなる公の場。1種目目の跳馬の前には目元を拭い、13・733点の高得点を出した平均台、床運動を大きなミスなく完遂するたび涙を流した。試合後は騒動後初めて口を開き「多くの皆さまにご迷惑をかけてしまい、深く反省しております。申し訳ありません。この件に真摯(しんし)に向き合い今後の選手生活を全うする」と涙ながらに謝罪していた。

 大会から2日経ったこの日、宮田はインスタグラムを更新。「この度は、私の取った軽率な行動によって多くの皆様にご迷惑をかけてしまい、深く反省しております。申し訳ありませんでした。この件に対して、真摯に向き合い、今後の競技生活を全うして参りたいと思います」と騒動後初めて自身の言葉で謝罪した。

 また、大会について「佐賀国民スポーツ大会は、福井県代表として出場させていただきました。お世話になった福井県の代表として出場できたこと、佐賀国民スポーツ大会の素晴らしい環境で演技させていただけた事に、心より感謝申し上げます」とし、「恐怖心もありましたが、会場に足を運んでくださった皆様の温かい拍手や声援、チームのみんなの励ましもあり、最後までやりきることができました」と感謝。

 最後に笑顔の写真を添えて「所属の順天堂大学をはじめ、これまで育てていただいた関係者の皆様、応援していただいた皆様に、体操競技を通じて少しでも恩返しできるように努力していきたいと思います」と決意を新たにした。

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