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内村光良&ムロツヨシ「LIFE!」12周年SPで3年ぶりコンビ芸 放送控えスペシャル対談

スポニチアネックス 2024年9月9日 12時3分

 お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(60)が座長を務めるNHKのコント番組「LIFE!」が今年9月で放送開始から12周年を迎える。これを記念して、16日と23日には「LIFE!12周年SP」を2週連続で放送する。この特番には、番組の草創期を支えた俳優のムロツヨシ(48)が約3年ぶりに出演。内村とともにコンビ芸を繰り広げる。放送を控え、内村とムロが「LIFE!」に対する思いを語り合った。

 幼少期からスタジオコント番組に夢中だったというムロ。「内村さんがレギュラー番組をやってたとき、僕はフジテレビのバイトで、球体の真ん中で迷路を作ってた人間ですから。そんな人間がですよ。NHKで2人きりでコントやってるって」と出演したての当時を振り返り感慨深げ。

 一方の内村は「みんな売れて行っちゃうんですよ。こっち側にとどめておきたかったのに」と、今やドラマや映画の座長を務めるムロを見ながら苦笑。「(ムロは)こっち側だと思ってたのに。俺と田中(直樹)と塚地(武雅)だけですよ、ずーっといるの」と自虐的に話し笑いを誘った。それでも「またこうやって帰ってきてくれることもうれしいですね」と穏やかな表情を見せた。

 ムロは23年の大河ドラマ「どうする家康」では豊臣秀吉役を怪演。「LIFE!の経験がなければ豊臣秀吉にもなってなかったでしょうから。いろんな経験をして、その経験値をもって参加しさせていただいて、暴れるなり皆さんを支える人間になれれば」とうなずく。「“面白い”が激流のように変わっていく中、アンテナを立ててコントというものを作っていくのはとても大事だと思う。本当に時代の変化は怖い。そこを見て見ぬふりなのか受け入れてやっていくのか。そんな“怖がり”を持ちながらやっていきたい」と同番組にかける思いを語った。

 内村も「少しのことで叩かれたりする時代ですが、ギリギリを攻めていきたいですね。攻めていく姿勢は恐れずに、そこの加減は難しいかと思いますけど、ひるまずやって行くことに意味があるのかな」と意欲的。「私の体力がいつまで持つか。もうちょっとは大丈夫だと思うので、もうちょっと続けられるよう頑張りたいと思います」。「LIFE!」に並々ならぬ思い入れを持つ2人。久しぶりに見られる内村とムロのコントにますます期待が高まる。

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