歌手の工藤静香（54）が9日放送のTOKYO FM「坂本美雨のディア・フレンズ」（月～木曜前11・00）にゲスト出演。自身のオリジナルアルバムについて話した。
7月3日に、2017年発売のデビュー30周年アルバム以来7年ぶりとなるオリジナルアルバム「明鏡止水」をリリースした工藤。パーソナリティーを務めるミュージシャンの坂本美雨から「明鏡止水というとても美しい言葉なんですけれども、なぜこの言葉をタイトルにされたんですか？」と尋ねられた工藤は、「真っ直ぐ清く、曇りのない状態でいつもいようと心がけているので。いろいろな曲があるけれどSNSでいいことも悪いことも情報が広がる時代なので、どんなときでも明鏡止水でピタッと心を留めていようっていうコンセプトでタイトルにしました」と回答。
続けて“明鏡止水”の状態を保つことについては「難しいですよね。リセットするっていうのがとても大事なことで、月を見たりお花が咲いたのをみたり、そんな日常の中で自分にとっての楽しい時間っていうのを探すのがとても大事だなって」と明かした。
さらに、同作には次女でモデルのKoki,作曲の「アイスコーヒー」、「I am ready」が収録されているといい、「新しいアルバムが出るときに曲がほしいっていうのは前々から話していたんですけど、今貯めているものを聞かせてほしいってお願いしたら、6曲くらいあって“じゃあこれとこれ、もらっていい？”っていう感じで2曲もらいました」と振り返る。そのうえで、「できたものを聞かせてもらって、これちょっとここ長すぎるから削ってもらっていいかな？とか、英語の歌詞が乗るメロディーだったりしたので、ここもうちょっと刻んで言葉を入れていいかなとかいう相談はさせてもらったりしました。(歌詞の相談は)しないです、これは私がもらったから、私の自由でいいですかねって。でもどちらの歌詞もすごく喜んでくれて」と話した。