日本野球機構(NPB)は9日、出場登録・抹消選手を公示。ロッテは高部瑛斗外野手を抹消した。
高部は8日の楽天戦(ZOZOマリン)に「6番・中堅」で先発出場。5回1死二塁、楽天・辰己の飛球を追ってダイビングキャッチを試み、着地の際にグラブを着けた左腕が体に巻き込まれるように倒れた。治療のためベンチ裏に下がり、そのまま愛に交代した。
9日、浦安市内の病院での診断の結果、「左手関節の捻挫」と診断た。
試合後に吉井監督は「今、病院に行って検査しています」と話していた。
8月9日に左大腿(だいたい)二頭筋の肉離れで出場選手登録を抹消された岡大海外野手は今月7、8日に行われたイースタン・リーグのDeNA戦に2試合続けて守備に就き、復帰の準備を整えつつあるが、打率3割の高部の離脱は、楽天とクライマックスシリーズ(CS)進出を争っているチームにとっては大打撃だ。