Infoseek 楽天

パ・リーグのし烈な最多勝争い!有原航平か、伊藤大海か、早川〓久か…ダークホースは?

スポニチアネックス 2024年9月9日 16時45分

 山本由伸(現ドジャース)が3年連続でパ・リーグの投手主要4部門を独占してきた。その山本のメジャー移籍で、今季の最多勝争いはし烈を極める。

 <パ・リーグ最多勝争い(9日現在)>

 1位 有原航平(ソフトバンク) 11勝

 1位 伊藤大海(日本ハム) 11勝

 3位 モイネロ(ソフトバンク) 10勝

 3位 早川〓久(楽天) 10勝

 5位 加藤貴之(日本ハム) 9勝

 5位 小島和哉(ロッテ) 9勝

 上位の中では10勝のモイネロ(ソフトバンク)が9月4日に1軍選手登録を抹消され、一歩後退した。

 4年ぶりのリーグ優勝に向けてラストスパートに入ったソフトバンクのエース・有原とチームが絶好調な日本ハム・伊藤の一騎打ちと見るのが順当だろう。

 有原は次戦13日のオリックス戦の先発が濃厚。中6日で20日にも2週連続でオリックスと対戦する。今季3勝を挙げている相性のいい相手だけに白星を積み重ねたい。

 伊藤は10日の西武戦に予告先発。中6日のローテを守れば18日・ソフトバンク戦、25日・楽天戦、10月3日・ロッテ戦に登板する。今季2勝2敗と比較的相性の悪いオリックスとの対戦がないのは好条件だ。

 楽天・早川も十分可能性を残している。チームも逆転CS進出へ向けてモチベーションが高いことも好材料だ。ただ、今後は日程が変則となり、中5日登板を避けると日本ハムと2度対戦することになる。チームも6勝10敗1分けと負け越しており、早川自身も4度の先発で1勝もしていない。

 ダークホースはロッテの小島和哉。14日から中6日のローテで3週連続で西武と対戦する。今季チームは16勝1敗と大きく勝ち越し、小島自身も3戦2勝0敗。ここで順調に白星を重ねると上位陣の結果次第では逆転最多勝の可能性も出てくる。

この記事の関連ニュース