ESPN電子版のバスター・オルニー記者が、アストロズのジャスティン・バーランダー投手(41)がポストシーズンのローテーションに入るのは難しいかもと指摘している。
6月から首の痛みで負傷者リストに入っていたが、8月21日に復帰。4試合に先発し19失点で4連敗。9月8日のダイヤモンドバックス戦は3回を投げ、2本塁打を含む8安打を喫し、8失点だった。バーランダーは「体調は良かったが、結果はひどかった」と認めている。
バーランダーは19年間のキャリアの中で何度もキャリアの分岐点に直面し、その都度身体、メカニクス、投球スタイルを調整することで切り抜けてきた。しかし今や41歳5カ月でMLB最年長の投手となり、これまでとは異なるのかもしれない。
ダイヤモンドバックス戦では直球は95マイル(約152.9キロ)前後が時々出ていたが、変化球を制球できなかった。投げた34球の変化球のうち、ストライクは16球。三振を1つも奪えず、空振りも4度だけだった。
バーランダーの目標は調子を上げ、ポストシーズンで先発することだが、バーランダーより調子の良い投手は他にいる。エースのフラムバー・バルデスはシンカーを取り戻し14勝6敗、防御率2・97、ハンター・ブラウンは11勝7敗、3・41。トレードデッドラインで獲得した菊地雄星は7試合に先発し4勝0敗、3・07。ロネル・ブランコは10勝6敗、2・99である。
バーランダーは残り3週間で、数試合に登板する予定。その結果で10月に登板機会があるかどうかが決まることになる。