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今永昇太 大谷翔平との注目の対戦に向けて意欲「全世界のファンが注目してくれる。大谷選手さまさま」

スポニチアネックス 2024年9月10日 10時29分

 カブスの今永昇太投手(31)が9日(日本時間10日)、ドジャースの山本由伸投手(26)との日米通じて初の投げ合いとなる10日(同11日)の敵地ドジャース戦に向けて前日調整。練習後には報道陣の取材に応じた。

 前回4日のパイレーツ戦で7回無安打無失点と好投し、継投によるノーヒットノーランを達成した今永は、練習前にブルーシートがかけられたドジャースタジアムのマウンドに立ってシャドーピッチングを行って傾斜などの状態を確認。初めてのドジャースタジアムでの登板に向けてセット、クイック、走者一塁、二塁などの各状況を想定して8回腕を振った。その後は右翼付近でキャッチボールを行った後、大谷翔平、山本と談笑した。シャドーピッチングについて今永は「いつも新しい球場に行った時にはできる時にはやるんです。景色だったりをチェックするためにやりました」と説明した。シャドーピッチングで投球のイメージができたかと問われると「均等な球場なので、ポール際とか引っ張られたりするとすごく入りやすいなという印象。その辺はしっかり頭に入れて投げたいなと思います」と話した。

 大谷、山本との会話については「いつも話すのは、長いシーズンなんで、どういう調整方法をしているのかとか、山本由伸選手は復帰登板なので、肩の調子はどうなのかとか聞きながら、お互い万全なので、いい投げ合いができればなと思います」と明かした。明日の試合では敵同士となるだけに「敵同士なので、もちろんカブスが打てばうれしいですし、抑えられたら悔しいですし、僕自身も相手打線をしっかり抑えられるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

 今永―山本だけでなく、今永―大谷、山本―鈴木の日本選手4人の対戦にも注目が集まる。今永は大谷との注目の対決第2ラウンドとなる。4月7日の初対決では空振り三振、三邪飛。「日本ではなくて、この場所で投げ合うことに凄く意味があると思いますし、日本人の方だけでなくて、全世界のファンの方が注目してくれるかもしれないので、本当に大谷選手さまさまです(笑い)」と笑い交じりに話した。

 また、前回登板の好投については「今週はいい調整もできましたし、1年間健康に過ごすことが大事。先週良すぎた部分というのは、あまり引きずらずに、あの時はあの時なので」と気持ちを切り替えた様子。「舞台も違いますし、環境も違いますし、新しい相手なのでまたスッキリとした状態で臨みたいと思います」と意気込んだ。

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