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"虎ハンター"小林邦昭さん死去 68歳 11日・新日本仙台大会で10カウントゴング

スポニチアネックス 2024年9月10日 13時12分

 新日本プロレスは10日、公式サイトで、"虎ハンター"の異名で活躍した小林邦昭さんが9日に死去したと発表した。68歳だった。

 小林さんは1972年(昭47)に新日本プロレスへ入門し、73年にデビュー。メキシコ修行を経て82年10月に赤いパンタロンコスチュームで凱旋帰国し、当時絶大な人気を誇っていた初代タイガーマスクと抗争を繰り返して"虎ハンター"として注目されるようになった。

 その後は全日本などに移籍し、87年4月に新日本プロレスに復帰。同年8月20日に両国国技館で高田伸彦(現延彦)を下し、IWGPジュニアヘビー級タイトルを獲得した。91年12月に新日本と誠心会館との抗争がぼっ発すると異種格闘技戦などで最前線に立ち、抗争の終結を巡って越中詩郎らと反選手会同盟を結成。後の平成維震軍の一員として活躍した。2000年4月に引退し、新日本プロレス道場の管理人として後進の育成指導にあたった。

 92年7月に大腸がんが発覚。約半年の休養期間を経て93年2月にリングに復帰したものの、99年にがんが肝臓に転移し、肝臓の切除手術を行っていた。新日本プロレスでは小林さんをしのび、11日の宮城・仙台大会において、10カウントゴングセレモニーを実施する。

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