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鈴木誠也 1安打も打撃戦制して2連勝 11日は注目の今永―由伸、大谷 日本人4人同時先発は17年ぶり

スポニチアネックス 2024年9月10日 14時4分

 ◇ナ・リーグ カブス10-4ドジャース(2024年9月9日 ロサンゼルス)

 カブスの鈴木誠也外野手(30)が9日(日本時間10日)、敵地でのドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。第2打席で左前打を放ち、4試合、14打席ぶりの安打を放った。チームは先発全員の16安打で今季11度目の2桁得点を奪い、打撃戦を制して2連勝とした。10日(同11日)は今永昇太投手(31)とドジャースの山本由伸投手(26)が日米通じて初の投げ合いに臨む。大谷翔平投手(30)も含めて日本選手が4人同時に先発出場すれば、2007年5月4日のヤンキース(井川慶、松井秀喜)―マリナーズ(イチロー、城島健司)以来17年ぶりとなる。

 鈴木は初回、空振り三振に倒れたが、3回1死走者なしで迎えた第2打席。右腕ビューラーとの対戦でカウント1―1から3球目の外角ナックルカーブを体勢を崩されながらも粘って左前に運んだ。

 カブス打線は初回に元ドジャースのベリンジャーの16号2ランとブッシュの適時打で3点を先制。4回にはブッシュの17号ソロが飛び出し、4点をリードした。

 5回にドジャースに2点差に迫られたが、6回にブッシュがこの試合3本目の安打となる適時打、アマヤの2点適時打で3点を加えた。7回にベッツの2ランで3点差に迫られたが、8回にはクロウアームストロングの犠飛で突き放した。

 鈴木は8―4の8回1死一塁で迎えた第5打席は二塁へのゴロを二塁ラックスがはじいて野選で出塁。その後スワンソンとのダブルスチールに成功すると、続くベリンジャーが適時打を放って9点目。さらにパレデスの左犠飛で三塁走者の鈴木が生還して今季11度目の2桁得点とした。

 試合直前には大谷と鈴木がそれぞれのベンチ前に姿を現すと互いにグラウンドを挟んで視線を合わせてニヤニヤ。同級生として仲の良さを見せる場面もあった。

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