シンガー・ソングライターのVaundy（24）が7日放送のTOKYO FM「三菱重工presents 永野芽郁 明日はどこ行こ？」（土曜前11・30）にゲスト出演。ライブを見て感動したアーティストを聞かれ、即答する場面があった。
番組パーソナリティーの女優・永野芽郁から「アーティストの人が（ライブを）見て感動するってある？」と質問されると、Vaundyは「うーん…ない！」と即答。その理由について「ないっていうか、超えなきゃいけないハードルなので、憧れを持たないようにしてる。これはできることだと、これ以上やるにはどうしたらいいんだ、っていう指標にしているので、いつも。この人がやってるんだから俺にもできるはずだってある意味思ってないと、責任なんで、アーティストをやる。お客さんにも失礼なんで、あんま憧れないようにしてるし、そういう感情は仕事を始めてからなくなっちゃった」と説明した。
それでも心を動かされたアーティストはいるという。英バンド「オアシス」が1996年に25万人以上のファンを集めて開催した伝説の野外ライブをドキュメンタリー映画化した「オアシス ネブワース1996」を挙げ、「僕は当時生きてないんで見に行けはしなかったしオアシスのライブを見たことないんですけど、やるならこれぐらいやって死にたいなと思うぐらい自由にロックをやってる」と絶賛。
「後ろの人はほぼ聞こえてねえだろっていう広さのところでやってる。1日12万人ぐらいを相手してる、ありえないんですね」とネブワースでのライブについて語ると、永野は「12万人！」と驚いた様子。「その空気、時代の大きな流れを体感したくてみんなオアシスを見に来たっていう、その事実が面白い。これを超えなきゃいけないなといつも思ってる」とアーティストとしての“野望”を語っていた。