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【阪神・岡田監督語録 ペン取材】打つ手が次々に決まり「取りにいってるんやから。手応え?まだまだな」

スポニチアネックス 2024年9月10日 21時58分

 ◇セ・リーグ 阪神7―2DeNA(2024年9月10日 甲子園)

 阪神はDeNAに快勝した。1点ビハインドの4回1死一、三塁から青柳のセーフティースクイズ(記録は犠打野選)で同点に追いつくと、5回1死無走者から3番・森下が今季14号の勝ち越し弾を左翼席へ運んだ。6回には2者連続バスター成功を絡めた5連打で加点すると、7回は渡辺の代打本塁打などでリードを広げた。チームは本拠地・甲子園の7連戦初戦を制し2位広島に0・5ゲーム差に迫った。打つ手がズバズバ決まった岡田監督は「(初戦を)取れたじゃない。取りにいってるんやから。手応え?まだまだな」と手綱を引き締めた。以下は一問一答。

 ――ええ勝ち方ですね。

 「え?そらお前、ええ勝ち方な、後で振り返ればの」

 ――東は今年4点以上取られていない。

 「あっそう? なんか言うてたな、6回3点のアレがあるから、4点目取ったら代わるんちゃうかってな、思てたけどな」

 ――6回もつなぐという意識が出たか。

 「まあ、つなぐというか、東も今日はそんな良くなかったよ、初回から、おーん。ボールも、高いボールも多かったし。なんとかね、点は取れるなとは思ってたけどな。だから、あのへんは、下位打線、後ろやからな、おーん。下位打線でああいうふうにつなぐと、ねえ。やっぱり点が入るよね、やっぱりね、おーん」

 ――梅野のヘッドスライディングでチームのムードも上がった。

 「うん。まあ、そら、ヘッドスライディングて、高校野球ちゃうんやから(笑)」

 ――井上はうまくすべりこんだ。

 「ああ。ちょっとスタート遅かったやろ、なあ。どっちか言うとな、おーん。あれやったらもうイージーセーフなるかなと思ったけどな。左ピッチャーやからな」

 ――バスターも決まった。

 「ああ。そんなん久しぶりやろ。バスターしてもファウルとか。バスターでもボール球とかするから失敗するんや」

 ――みんなが大事な試合だと分かっている。

 「うん。そらみんなが役割というかな。特に今日なんか下位打線が役割しっかりしたから、こんな点取れたと思うよ。そんな今日は中軸打ってないよ」

 ――連戦の初戦を取れたのは大きい。

 「取れたっていうか、そら当たり前や、この7つは大事な試合なの分かってるんやから。取れたとかじゃない、取りにいってるんやから。勝手にやって勝ったんちゃうから。勝つためにやってるんやから、ここまできたら」

 ――手応えは。

「手応えないよ、まだまだな」

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