松坂大輔氏 14勝目の巨人・菅野の好調理由を分析「無駄な力が入らず、非常にスムーズ」

　元西武の松坂大輔氏（43＝スポニチ本紙評論家）が10日、自身がキャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」に生出演。広島との首位攻防戦で今季14勝目を挙げた巨人・菅野智之投手の投球を分析した。

　菅野はこの日、5回まで1安打無失点。松坂氏は「完璧でした」と評し、4勝止まりだった昨季と比較して「今年は球威が増していると思う」と続けた。

　復活を遂げた理由の一つに投球フォームがあるとし「フォームに力感をあまり感じない。動き始めからリリースまで、無駄な力が入らずに非常にスムーズです」と分析した。

　その力感のないフォームこそが好調の理由。松坂氏は「余計なところに力が入っていなくて、リリースポイントに力を集中している」とした。